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1:絽を張った枠にまず、亀甲を3つ刺します。
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2:次に最初に形作った亀甲の内側に同じ刺し方を違う色で刺します。 |
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3:中の模様を刺します。これを見て気が付かれたと思いますが、
他の刺繍と違う特徴の一つとして、刺し始めの糸が模様と同じ面に
刺し始めのコブを残し、裏を刺したい所まで糸を運ぶという事です。
これにより、模様全部を刺すという工程で、刺し終わった時に
裏の糸はカバーされ表のコブを切っても、ほぐれて来る事が無く
きれいに糸の始末が出来るという事です。
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4:3の工程の次に亀甲の中を基本ざし(地ざし)で埋め、
仕上げ(どの絽刺しの作品もそれぞれ仕上げの仕方があり、
それに従って仕上げをします。)をすませてから、
きれの上にアップリケをします。
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5:この亀甲模様は茶道のお稽古の時に使う懐紙などを入れる”すきや袋”に
仕立てました。 |