１：帯（全体帯）の準備 これは紅型風　「山」　の全体帯を作ろうとしています。 絽を張った木の枠に下絵を墨で描いたものに、 色を合わせています。
	2:一ヶ月経過 ほとんど　1段刺し　と地刺しで埋めますので、 刺している時は単調に感じられ、色を変えるだけの 忍耐のいる絵柄です。
	3:その後一ヶ月経過 あまり、今回は進みませんでしたので注意してよ く見てください。 手前の山と、上の方の紺色の山、その麓の青海波がうまりました。 紺色の山は模様を先に刺してあるので、 ひたすら地を刺すだけで、気が楽ですが、 青海波はきれいな形で円を描くことに気を使います。
	4:おたいこ完成 いよいよ　おたいこ　が出来上がりました。 まえ　と　たれ　は出来ており、後は　て　を刺すだけになりました。 今年の夏の思いがけない過酷さに、いささか停滞気味の時も 有りましたが、やはり絽刺しを刺すのが好きな者にとっては、 この完成間際が一番嬉しく、楽しいひと時です。 次に挑戦する作品を何にしようかと早くも考え始めます。
	5:帯の完成まで後一息 この紅型風　山　の全体帯に取り掛かったのが、 昨年の２月頃でしたでしょうか・・・ おたいこを仕上げるまで、ほとんどが地刺しと言う事もあり、 なかなか進まない時期もありましたが、やっと、前　と たれ　が刺し終り　後は　帯地にアップリケするだけになりました。